どの専門学校のHPやパンフレットも就職率100%って書いているけどこれって本当なの!?
はい!結論から言うと本当です!ただ学校によっては少し「カラクリ」があります。
将来、料理やお菓子の世界で活躍したい!
そのために「良い就職先」に就職したい!
調理師専門学校・製菓専門学校に進学を考える多くの方から「就職に強い専門学校」に進学したいという声を聞きます。
ただ、どの専門学校のHPやパンフレットを見ても「就職率100%」と書いていませんか?
実はこの就職率100%には「カラクリ」があります。
本記事を最後まで読むと就職率100%の秘密が分かりますのでぜひご一読ください。
※本記事は3分ほどで読むことができます。
記事の信頼性
こちらの記事は・・・
【必読】失敗しない料理とお菓子の専門学校選びの4つのポイント
を確認いただいた上でお読みいただく事をおススメいたします。
本記事はこんな人におススメです。
- 調理師専門学校・製菓専門学校への進学を考えている人
- 就職率100%の調理師専門学校・製菓専門学校に進学しようとしている人
- 本当に就職に強い専門学校の探し方を知りたい人
- 色々な口コミサイトなどを見てどの専門学校が就職に強いのか分からなくなった人
※本記事に書かれている内容がすべての専門学校に当てはまる訳ではありません。承諾いただいた上でお読みください。
調理師専門学校・製菓専門学校の就職の流れ
調理師&製菓専門学校の生徒はこのような流れで就職先を勝ち取っていきます。
※ここでいう企業とは・・・レストランや製菓店、ホテルなどの就職先を指します。
1、専門学校が求人を獲得
専門学校側が企業側に営業をかけ求人を獲得。※企業側が専門学校側に求人票を出すケースもあります。
※求人票・・・給料や仕事内容、勤務時間、福利厚生(待遇)などの労働条件が書かれた書類
2、学生が求人を見て応募
専門学校の学生は学校に届くホテルやレストランなどの企業の求人票をまず確認します。
その後、自分がここで働きたいと思った企業の求人票を手に取り応募。選考に進む形となります。
3、選考に進む
書類選考や複数回の面接を通じて合否が決定します。
4、内定が出る
内定を獲得できれば4月よりその企業で働くことができます!
こうやって見ると就職活動って意外とシンプルなのね!
そうなんです!早い人なら1カ月ほどで内定が出るケースもあります♪
どの専門学校の学生も大まかにはこのような流れで就職活動をおこないます。
一気に10社ほどに応募できる専門学校もあれば、受けるのは1社づつという「専願制」を取っている専門学校もあります。
就職率100%にはカラクリがある!?
ここから就職率のカラクリについて解説していきます。
Aの専門学校:生徒は100名。100名全員が就職先が決まった。
Bの専門学校:生徒は100名。10名は何らかの形で就職を希望しない。就職を希望する90名は就職が決まった。
Aの専門学校の場合の就職率は何%と思いますか?
この場合は全員が就職できているので100%!
では、Bの専門学校の場合は!?
100名中90名が就職だから90%かな・・・
実はこれも100%なんです!
ええーーーッ!?何で??
解説していきます。
Aの専門学校は100名中100名が就職なので就職率は100%です。
Bの専門学校の場合は100名中、就職を希望する90名中90名全員が就職しているので同じく就職率は100%になります。
なるほど!就職率は「就職を希望している人数に対して就職した人の数」なのね!
その通りです!中には正社員ではなく、契約社員やアルバイトとして就職が決まった人を就職率に含んでいる専門学校もあると聞いたことがあります・・・
確かにアルバイトでも契約社員でも、働く先が決まれば「就職」ですもんね・・・
せっかく高いお金を払って専門学校に行くのだから、自分の希望に近いところに就職したいですよね?
どこの調理師&製菓専門学校も就職率100%や90%以上という表記が多いのはこういうカラクリがあるからなんです。
つまり何が言えるかというと・・・
就職率100% = 就職を希望した人が就職できた割合
※アルバイトや契約社員での就職も含む専門学校もあり。
就職を希望している人を就職させるのは当たり前の事なので・・・
就職率が100%だから就職が強い専門学校という訳ではないのです。
就職さえできれば「就職に強い」専門学校という訳ではない!
でも、就職希望者がみんな就職出来ているなら就職に強い学校ではないのかしら?
就職できればどこでもいい!という人ならそうかも知れませんが、「こんなところで働きたい♪」と皆さん希望がありますよね?
就職率100%の調理師専門学校、製菓専門学校に入学すると「就職」はできるでしょう!
ただし自分の希望する就職先に就職できるかはまた別の話になります。
例えば・・・
将来ホテルで料理人として働きたいと考えている人がいます。
希望が通らずレストランに就職する事になったらどうでしょう?
ブライダル企業でパティシエとしてウェディングケーキを作りたいと考えている人がいます。
ウェディングケーキを扱わないケーキ屋さんに就職する事になったらどうでしょう?
将来は東京で働きたいと考えていた人がいます。
専門学校に東京の求人が来ていなかったら、東京で働くという事は難しくなります。
つまり、就職は出来ても「希望する条件で就職できるか」は別の話になります!
そっか・・・就職率100%は「希望するところに就職できている%」という訳では無いんだ!
就職率100%と打ち出している調理師専門学校、製菓専門学校は多くあります。
ただし、就職が決まった学生たちが「希望の就職先に就職できているかどうか」はどの学校も教えてくれません。
以下は必ず覚えておきましょう!!
本当に就職に強い専門学校の条件とは!?
私が就職に強いと感じる専門学校の条件は以下です!
① 求人の数が多い ※これが最低条件
② 求人の中身(種類)も優れている
③ 幅広い都道府県から求人が届いている
④ 就職をサポートしてくれる先生が多数在籍している
実はこれらは専門学校によって全く違っているんです!
具体的には以下の記事でさらに詳しく説明していますので、ぜひご一読ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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