先生の見るべきポイントについて大体分かってきたけど、先生とは学校に通っているだけの付き合いよね?卒業してからも関わるのかしら・・・?
そんな質問にどこよりも分かりやすくお答えします!
記事の信頼性
こちらの記事は・・・
【必読】失敗しない料理とお菓子の専門学校選びの4つのポイント
【知らないと後悔!!】調理師学校の先生の秘密①在籍している先生の人数で授業の質や内容が変わる
【初耳!?】調理師学校の先生の秘密①教わる先生によって学べる内容が変わってくる
を確認いただいてからお読みいただく事をおススメします。
本記事はこんな人におススメです。
- 調理師専門学校・製菓専門学校への進学を考えている人
- 先生からしっかりと技術や知識を教わりたいと思っている人
- 将来は、料理やお菓子の世界で活躍したいと思っている人
- 色々な口コミをみてどの専門学校へ進学するのが良いのか分からなくなった人
先生の技術レベル・経験・年齢・資格の有無・人数などは専門学校によって全て違う!
料理とお菓子の専門学校は全国に300以上あると言われています。
そして、学校によって、授業の仕方、使う教科書、就職できる場所、支払う学費などすべて違っています。
もちろん先生も、在籍する人数・技術レベル・持っている資格・調理や製菓の現場の経験・年齢など、専門学校ごとに全く違っています。
この記事では、学校選びに失敗しないように、学校を選ぶ際に最も重要な「先生」について、③食の業界の人脈作りの第一歩は先生から!についてお伝えしていきますのでぜひご一読ください。
食の業界の人脈作りの第一歩は先生から!
この記事を読まれている皆さんは小学校や中学校の時の先生と、今も連絡を取りあったりされていますか?
中学校の担任の先生には年賀状を送るくらいでほとんど連絡は取りあっていないわ・・・多分ほとんどの友達もそうだと思う。
おそらくほとんどの方がナヤミさんと同じように卒業生してからはほとんど連絡を取り合っていないと思います。ただ、料理とお菓子の世界は卒業してからも繋がりを持っていた方が絶対有利になります。
具体的に説明していきます。
専門学校に通うのは1年間か2年間の短い期間。先生もすべてを伝えきれる訳ではない!
調理師専門学校・製菓専門学校に進学すると色々な先生に料理やお菓子を学んでいきます。
ジャンルでいくと、料理は西洋料理、日本料理、中国料理など、お菓子は洋菓子、和菓子、製パンなどです。
先生たちは一生懸命、料理やお菓子の世界で戦っていくための技術や知識を皆さんに学んでもらおうと授業をしていきます。
しかし、専門学校に通う期間というのは1年間か2年間という短い期間になります。
現場に出て活躍してもらうための料理やお菓子の技術や知識の「基礎」部分はしっかりと教えてくれると思いますが、
料理やお菓子の技術の中には高度で複雑な物ももちろんあり、専門学校に通う1年や2年では先生が持つすべての技を生徒に伝えきれない部分がある事も事実になります。
卒業してからも先生の力を借りるべきシーンが沢山ある
専門学校を卒業すると、いよいよ現場で働くことになります。
ホテルや、個人レストラン、パティスリーやブライダル、学校給食や病院など、活躍するステージは様々です。
どこで働くにしろ、必ず壁にぶつかるシーンがあります。
例えば・・・
専門学校を卒業後、同じケーキ屋さんに就職した新人のAさんとBさん。ある日、お店のオーナーから社員に対してこんな話があったそうです。
冬の新作メニューをそろそろ考えたい!新人のAとBを含む計5人でそれぞれ1品づつ新メニューを考えてもらいたい。採用された人は新作メニュー作りの責任者に抜擢し給料も上げる。頑張って欲しい!!
実際このような話はどのお店でもよく聞く話になります。
ここで結果を出すことができれば、お店のオーナーや先輩社員からの評価がぐっと上がるだけでなく、お給料にも反映されます。
オーナーからの期待に応えるために、先輩社員にも認めてもらうために、AさんとBさんと先輩社員たちは毎日毎日お店が終わった後にも遅くまで残って新作メニューの開発に取り組んだそうです。
その中でも何としても結果を出したかった新人のAさんは、毎日色々なお菓子の専門誌を読んだり、インターネットで情報を集めたり、休みの日には人気のお店のケーキを食べに行ったりと、努力を重ね試行錯誤しながら新作の一品を考え抜いたそうです。
そして運命の当日・・・
結果、採用されたのは、Aさんでも、お店の先輩社員ではなく、新人のBさんの考えたメニューでした。
Bさんが作った冬の新作メニューのケーキは本当に美しくそして美味しく仕上がっていたそうです。
全員一致で新作メニューに決まったとの事でした。
Bさんはその後、新作メニューの責任者に抜擢され、Bさんの考えたケーキはお店の商品の中でも飛ぶように売れたそうです。
そして・・・それがきっかけとなり21歳という若さで副店長にも抜擢される事になりました。
Bさんは新作メニュー開発の際に一体どんな取り組みをされたのでしょうか・・・?
Aさん、Bさん、先輩社員たちが実際におこなった事は下記になります。
Aさんがおこなった事 | Bさんや先輩がおこなった事 |
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専門学校の時に仲良くなった洋菓子の先生3名に冬の新作メニューで出すならどんな商品が受けそうか相談 今後流行りそうなお菓子の情報を教えてもらう 実際にレシピや配合のアドバイスをもらう 試作したケーキの画像や動画を送りアドバイスをもらう | お菓子の専門誌を読む インターネットで流行りのお菓子の情報を集める 人気のケーキ店の食べ歩きに行く | 毎日お店が閉店した後に残って試作をおこなう
Bさんは専門学校の時の先生に直接アドバイスを聞いたのね♪
専門学校には色々な情報を持っているプロの先生たちがいるので自分だけで悩むよりも早くて正確な情報やアドバイスを得ることができるケースが多いんです。
専門学校に通っているうちに仲の良い先生を作っておくこともすごく大切なのね♪
仲の良い先生を作ることが人脈作りの第一歩
今回のAさんとBさんのケースですと、Bさんが卒業にも先生にアドバイスをもらい力を借りた形になります。
こういった何か困った時に相談できる関係性を作っておくことが、料理やお菓子といった技術の世界では非常に大切です。
これを「人脈」といいます。
専門学校にはたくさんの先生や志を同じくしている同級生や先輩がたくさんいます。
私も調理師学校や製菓学校に入学が決まった高校生や社会人には「友達作りと同じくらい先生と仲良くなることは大切」です!と必ず伝えています。
将来は同じ「食の世界」で頑張っていく仲間になると思いますので、仲良くなっておくと卒業後に色々と助けてくれるケースも多いので覚えておきましょう!
卒業後に人脈に助けられたケース
こちらは実際に専門学校を卒業した生徒に聞いた話になりますので参考までに!
- 現場で新作メニューを考えて欲しいと言われ、仲の良かった先生に相談してアドバイスをもらった (20歳:パティシエ)
- 地元では見た事のない都会のお菓子を作れないかと言われ、東京でパティシエとして働く同期に東京の流行りのお菓子とレシピを教えてもらった (23歳:パティシエ)
- お店を大きくするにあたり優秀な学生を採用したかったので、専門学校時代の先生に優秀な学生を紹介してもらった(35歳:オーナーシェフ)
- ステーキ専門店に努めているが、近江牛と但馬牛の仕入れルートを専門学校時代の先生に教えてもらった (24歳:料理人)
- 地元に戻ろうと転職活動をおこなっていたが専門学校時代の先生が知り合いのシェフと繋いでくれ結果として良い条件で転職することができた (28歳:スーシェフ)
これらは本当に一部の例になります。
実際に、専門学校時代の先生や仲間のいった「人脈」に助けられたというケースは本当によく耳にします。
食の業界は広いようで狭く繋がっているケースが多いので、どれだけ多くの先生や仲間と専門学生時代に繋がることのできる調理師専門学校、製菓専門学校なのかも、入学前にしっかり見極めて学校選びをおこないましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?
「食の世界」で活躍しているシェフやパティシエは、ほとんどの方が「人脈」が非常に大切だ!と話されます。
専門学校には志を一緒にする仲間や高い技術や知識を持つ先生が在籍しています。
ぜひ、たくさんの仲間や先生との人脈を築ける専門学校を選んでいただければと思います。
他の記事では、先生以外にも学校選びの重要な内容を記事にしております。ぜひご一読ください。
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